本相談会では、ネイルサロン、オンライン講座、介護、民宿、エステ、AIコンサルなど多様な事業を営む14名の経営者が、離職率改善、新規事業展開、節税、採用、集客、ブランディングといった課題について竹ちゃん先生に個別相談を行いました。竹ちゃん先生からは、問題の本質を見極め、利益を追求する経営マインドと具体的な行動計画の重要性が強調され、特に「合宿への参加」が共通のアドバイスとして強く推奨されました。
ネイルサロン経営者の相談
相談内容は以下の3点でした。
- 年間離職率4〜5割というスタッフの離職問題。
- 4店舗目の展開時期と戦略(既存店舗のキャパシティ活用、増員、利益状況での判断)。
- ホットペッパービューティーの集客対策(代理店なしでの効果的な運用)。
竹ちゃん先生からのアドバイス:
- 離職率改善: 「人間関係だから」と合宿への参加を強く推奨。合宿参加で離職率は「当たり前」に下がると強調。
- 店舗展開戦略: すぐに多店舗展開せず、既存店舗でスタッフを増員し、最大集客人数を試す「実験段階」と捉えるべき。1店舗でのスタッフ数モデルを確立することが先決。
- ホットペッパー対策: のんちゃん(寺坂のりこ)のコンサルティングを推奨。集客を1.5倍にしてから店舗展開すれば、拡大速度も1.5倍になると指摘。多店舗展開に耐えうる売上アップの仕組みを先に作るべき。
のんちゃん(寺坂のりこ)の相談
相談内容は「スキル版『令和の虎』出演決定に伴う事業計画書と質疑応答対策」についてでした。
- 事業計画書: 必要資金の記入方法(レベニューシェアの場合)、初期広告費ゼロの考え方。
- 「令和の虎」質疑応答: 未調査の質問への対応、オンライン講座にした理由、差別化ポイント(私から買う理由)。
竹ちゃん先生からのアドバイス:
- 事業計画書: 運営に直接確認することを推奨。広告費は「令和の虎」での集客見込みと対応可能人数を比較し、不足分を計上すべき。
- 質疑応答のポイント:
- 知らない質問には「調べて報告します」と誠実に伝えるか、「やり遂げる根性でカバーする」と情熱を見せる。
- オンライン講座の理由は、ターゲット層の広さ、効率性、パターン化されたコンテンツによるコスト抑制を強調。
- 差別化ポイントは、「銀座でホットペッパービューティー1位」の実績、実務経験、月額制のアフターフォロー、北谷先生など専門家の人脈を具体的に提示すること。
ガンちゃんの相談
相談内容は以下の3点でした。
- マーラータン出店計画の頓挫と、次の事業方向性への悩み。
- 重度訪問介護事業の売却益(約5000万円)による約2000万円の税金対策と、新しい事業への投資。
- アサイボール事業のスタッフへの申し訳ない気持ち。
竹ちゃん先生からのアドバイス:
- 税金対策: 事業譲渡と株式譲渡の税率差を再確認するため、M&A会社と税理士に詳細試算を依頼すべき。利益が出たのだから税金を払うのは当然と捉え、「税金の先送り」に過ぎない節税にこだわりすぎないマインドセットの重要性を指摘。
- 新規事業の方向性: 焦らず「確実に利益が出るもの」を優先し、マーラータンの件はリセットしてじっくり検討すべき。
- 従業員への気持ち: 従業員への「申し訳ない気持ち」は経営判断としては不純。利益を出す事業を最優先する信念が重要であり、それが揺らぐと誰も幸せにできないと警鐘を鳴らす。
まっちゃんの相談
相談内容は「民宿事業における人手不足と将来展望」についてでした。
- 正社員3名、パート1名が退職し人手不足。現状は回っているが、長期的な人員体制に疑問。
- 5〜10年後の社長交代も視野に入れ、採用が難しい中で正社員1名の採用を検討中。自身は現場から離れたい。
- 「あり方」の悪い従業員が退職したことで、職場の雰囲気が好転した。
竹ちゃん先生からのアドバイス:
- 長期的な視点: 民宿事業の将来性が「厳しい状態」なら、長期的な人員計画は不要。見込みのない事業に努力する方向性は再考すべき。
- 人員体制: 現場を離れたいなら正社員1名は「何としても」採用すべき。今の売上維持を考える「守りの人」の採用が重要。
- 「あり方」の悪い従業員の影響: たった一人の悪影響の大きさを再確認し、「モヤモヤがスカッとした」という感情は非常に重要。
ヒロヤちゃん(おさた)の相談
相談内容は以下の3点でした。
- エルメ構築を個人事業主に60万円で依頼したが、未完成で連絡が途絶え返金もされない損失について。
- 身内への仕事依頼でのクオリティや責任感の問題と、その是非。
- 外注先選定におけるリスク回避策。
竹ちゃん先生からのアドバイス:
- 60万円の損失: 「確率の問題」と捉え、ビジネスをしていれば必ず一度は直面する「必要経費」「教訓」と受け止めるべき。個人事業主は法人に比べて信頼性が劣る側面があるが、コストとのバランスも考慮すべき。
- 身内への依頼: 自分のWinを主張できない関係性でのビジネス取引は避けるべき。
- 外注先選定のリスク回避策: 依頼前に「やり遂げる自信と覚悟」を明確に確認すること。「頑張ります」ではなく「絶対やってみせます」というコミットメントのある人を選ぶ。金額だけでなく覚悟を見極めることが重要。
レイピの相談
相談内容は「新規事業(エステFC)の好調と既存事業(訪問鍼灸)からの離脱、年商1億円目標」についてでした。
- 既存の訪問鍼灸マッサージ事業では離職に悩みしんどい状況だった。
- 美容のエステフランチャイズに新規加盟し、採用したスタッフが優秀で事業も好調。自身不在でも回り、過去最高売上達成。
- 年商1億円を目標とするが、自身が現場から抜けられない訪問鍼灸事業でどう達成すべきか悩んでいる。タクシー事業もスモールスタートで計画中。
竹ちゃん先生からのアドバイス:
- 新規事業の育成: エステ事業の方向性は「全く間違っていない」。まずはエステ1店舗を成功させ、利益を実感すれば、訪問鍼灸からの離脱も容易になる。エステ事業の成功が全てを変える。
- 現場からの離脱: 自身が不在でも事業が回った経験は自信につながる。
- 「あり方」の重要性: 訪問鍼灸での経験があるからこそエステスタッフの良さを実感でき、良いオーナーとなれる。うまくいかなかった経験は無駄ではなく、現在の「あり方」に生かされている。力を入れるべきは「自分の力を100%入れ込むもの」。
ハリーちゃんの相談
相談内容は「ブランディングとクライアントワークの是非」についてでした。
- ターゲットを「AI導入できない企業」とすべきか迷っている。
- 工数がかかる、業界の自流が下向き、AI発展による単価下落の理由から、クライアントワーク(個別構築)を辞めようか検討中。
- 今後は低い金額のパッケージ商材を作っていきたい。
竹ちゃん先生からのアドバイス:
- ターゲット設定の再考: 「AI導入できない企業」は曖昧。これまで「売れたところがターゲット」であり、実際に導入・売上があったクライアント層に絞るべき。結果から事実に基づいてターゲットを明確化する。
- クライアントワーク継続の推奨: クライアントワークの需要はなくならない。AI進化に合わせてコンサルティングも進化するため自流は良い。工数を減らす工夫(イノベーション)をすべき。低い金額帯のクライアントワークを一度行い、ニーズ調査を兼ねながら収益を得るべき。顧客が最も喜ぶ部分を特定し、そこに特化したパッケージ化を目指すのが正しいプロセス。
原ちゃんの相談
相談内容は「税務に関する悩みと注文住宅事業の多角化戦略」についてでした。
- 税務: 税理士の質、過剰な保険による貯蓄3000万円の節税(赤字計上など)、M&A時の税務調査の影響。
- 注文住宅事業: 住宅金利・物価上昇の中での多角化(工務店×設計事務所など)、SNS集客の疲弊、エージェント拡大、新たな掛け合わせアイデアの模索。
竹ちゃん先生からのアドバイス:
- 税務: 有能な税理士は少ない。経営者は常に攻める姿勢が重要で、税務調査を過度に恐れる必要はない。曖昧な経費は計上し、後で回収されるものと捉える。M&A時のデューデリジェンスで指摘されるため、事前に恐れる必要はない。
- 注文住宅事業: AI×注文住宅など、世の中の流行や他社の成功事例を研究し取り入れるべき。原ちゃんの強みである「柔軟な対応能力」を活かす。エージェント拡大は可能だが、異業種への展開は難しい。公務店事業で「やり尽くしている」なら、M&Aも視野に入れ、全く異なる新しい事業に力を入れることを推奨。「令和の虎」関西版の中村さんとの繋がりを提案。
- イノベーションの原則: イノベーションは「制限を自分に加えること」や「負荷をかけること」によって生まれる。
ラテちゃんの相談
相談内容は「歯科医院経営からのフロー所得追求と事業選びの基準」についてでした。
- 歯科医院を経営しており、フロー所得を得るためフランチャイズ事業を検討中(アクティメソッド、テトリアを検討したが断念)。
- 事業選びの基準に悩み。「趣味や興味で事業を選ばない」というアドバイスは理解するが、社会貢献など興味がある分野に惹かれてしまい、数字だけで見るのが難しい。
- 歯科医院での人扱いの難しさ(技術者の扱いにくさ、従業員に支配されている感覚)。
竹ちゃん先生からのアドバイス:
- フランチャイズ選定基準: 赤字経営や事業所数が増えていないFCは避けるべき。「成功確率が高いもの」を最優先する。
- 事業選びの基準(興味 vs 数字): 経営が得意になれば、数字や利益追求自体に興味を持てるようになる。社会貢献は全てのビジネスで可能であり、儲かっているビジネスほど多くの人を助けている。経営者は現場のやりがいではなく、会社による間接的な社会貢献に満足感を得るべき。マインドセットを変え、経営自体を楽しめるようにすることが重要。
- 「人扱い」の課題: 歯科医院の経験が「従業員を扱うのは大変」と思い込ませ、視野を狭めている可能性。他の業界(エステなど)では人を扱う楽しさを感じられる場合もある。経営者として「組織作り」や「集客」の能力を身につけることが重要。
- 視野の拡大: 「いろんな経営者の話を聞くこと」が不可欠。合宿参加で多種多様な経営者と深く繋がり、自身のブロックを解消できる。
ルイちゃんの相談
相談内容は「合宿参加への迷いとマネーブロック」についてでした。
- 現金残高が少ないことへの不安(マネーブロック)から合宿参加を迷っている。
- 勉強と現金を残すことの葛藤。
- 30歳という年齢への焦り。
竹ちゃん先生からのアドバイス:
- 合宿参加の強力な推奨: 「借金してでも来い」とまで推奨。合宿参加でマネーブロックが解け、売上を「5倍にできる」可能性があり、「1ヶ月で元が取れる」ほどの費用対効果がある。合宿に来た方が現金は早く貯まる。
- マネーブロックの危険性: マネーブロックは「本当にやばい」。高いお金をもらうことに抵抗があり、メニュー設定も相場に合わせてしまう傾向がある。能力の高い人にはお金が集まるため、自身の能力を高めることが最重要。
- 焦りの解消: 30歳という年齢への焦りは「視野の狭さ」が原因。
- 自己肯定感の向上: 不安や自己肯定感の低下が悪循環を招いている。合宿で自己肯定感が上がり、マネーブロックが外れる経験(参加者の体験談)が得られる。「借金してもなんとかなる」知恵が身につく。
- 信頼とコミットメント: 「俺のこと信じたらいい」「絶対に後悔させない」と、講師自身の強い責任感を伝える。
ゆうすけちゃんの相談
相談内容は「まつげサロンの採用とスタッフ育成」についてでした。
- まつげサロンを改装し未経験スタッフを雇い研修したが、オープン前に退職。
- 退職理由として、自身のコミュニケーション不足、面接時の認識ズレ、スタッフを「本当に好きになれなかった」ことを挙げる。
- 今後の採用方針(未経験 vs 経験者)と、リラクルの仕組み化について聞きたい。
- スタッフに「丸投げされている気分」と言われたことについて。
竹ちゃん先生からのアドバイス:
- 採用方針: 基本は未経験者の方が良いが、ゆうすけちゃん自身がアイリスト技術を習得し、研修費を自己投資すれば将来的に自分で教えられる。改装済みの現状では経験者採用も一考。
- スタッフの退職: 合わないなら早く辞めてもらった方が良い。面接時の違和感は放置しない。経営者がスタッフに愛情を持てないと良い関係は築けない。
- スタッフへの「丸投げ感」: リラクルではスタッフに「責任を持たせる」ような業務はさせず、施術と営業活動に限定。ホットペッパー管理などの「運営」は経営者が行うべきであり、スタッフに任せるのは間違い。経営者は何をしてほしいか、してはいけないかを明確に伝える。
- 経営者としての成長: ゆうすけちゃんの成長を評価しつつも、リスクに対するブロックが外れすぎている点を指摘。「徹底的に成功確率が上がったらそこに突っ込む。それまでは慎重」というスタンスを忘れず、PDCAを丁寧に行うバランスの重要性を説く。
村上さん(ヒロシ)の相談
相談内容は「中国輸入物販事業の販路拡大とM&A戦略」についてでした。
- 自社ブランドの中国輸入物販事業(Amazon販売)を経営。
- 売上向上のため、小売店や量販店など実店舗への販路拡大を検討中。
- 5億円規模のM&Aを目標としており、そのために販路拡大が必要だと考えている。
- 現在扱っている商品数は6〜7商品。商材がニッチ(ガンプラ工具)であるため、M&Aが可能か不安。
竹ちゃん先生からのアドバイス:
- 販路拡大の優先順位: 中国輸入物販の成功事例(神田さん)を挙げ、Amazon販売に特化し、まずは圧倒的に「商品数(SKU)を増やす」ことに注力すべきと強調。販路拡大は手間がかかり利益率も下がるため、商品数が増えてから取り組むべき。生徒から商品アイデアを募り、売上の一部を還元する仕組みを検討することを推奨。
- M&Aの可能性: 商材がニッチでも「利益が出ていればM&Aは可能」。高く売却できるのは利益が出ている会社。
ニッチちゃんの相談
相談内容は「行政書士事務所の事業拡大とFC化戦略」についてでした。
- 行政書士事務所を個人で経営しており、ワンパワーの限界を感じている。
- 事業拡大のため、行政書士向けに「相続手続き」に特化したFC化を検討中。マニュアル化しやすく、需要増が見込めるため、加盟者にも仕事を取りやすいと見込む。
- FC募集の課題としてネームバリュー不足があり、本部が加盟者の月額料金で全国広告を打ち、ネームバリューを構築する戦略を考えている。
- FC加盟者が継続的にお金を払うメリットが何かを悩んでいる。
竹ちゃん先生からのアドバイス:
- FC事業の可能性: 行政書士の資格取得と実務のギャップはビジネスチャンスであり、ノウハウ提供のニーズはある。
- FC本部による全国広告戦略の課題: 月額5万円程度の費用で全国規模のネームバリューを広げるのは難しい。地域性が高い業務であり、地域に絞った集客の方が効率的。
- FC加盟者が継続的に支払い続けるメリットの欠如: 提供するものが「知識」である場合、加盟者はノウハウを得た時点で継続支払いの理由がなくなる。スクール形式の一括料金の方が理にかなっている。本部が集客を請け負えない以上、「苦労せずに儲かる」というFCの最大のメリットを提供できないため、このFCモデルは「無理」と判断。
- 代替案: FCではなく、動画教材やオンラインスクールとしてノウハウを販売する方法を検討することを推奨。自身の事務所の集客方法をノウハウとして教え、加盟者が自力で集客できるようサポートする形を提案。
小畑さん(ゆうじ)の相談
相談内容は「うさぎ専門店の販売促進とオンラインコミュニティ活性化」についてでした。
- うさぎ専門店(商品販売、ケア、ホテル)を経営。ホームセンターとの競合があり、特にフード販売に課題。
- 牧草を買いに来る客にはフードを勧める時間がない。勧めれば購入されるが、説明機会が少ない。
- オンラインコミュニティ(54人参加)の活発さが失われ、会話が停滞している。
竹ちゃん先生からのアドバイス:
- 店舗でのフード販売促進:
- レジ横陳列と声かけ: 最も売りたいフードをレジ横に山積みにし、「これ、与えられたことありますか?」「うちに来る人はだいたいこれ買って帰られますよ」と積極的に声かけをすることで、売上は確実に上がる。
- オーナー推薦: オーナー自身が「お勧め」する餌や高単価健康商品は、信頼度が高く購入されやすい。「全てのうさぎちゃんに食べてもらった方が良い」という推薦があれば、専門店の価値が顧客に伝わる。
- LTVと喜びの表現: 餌はリピート購入されるため、初回販売の労力は長期的な利益に繋がる。購入してもらえたら「嬉しいです」「ありがとうございます」と喜びを伝えることで、リピートに繋がる。
- オンラインコミュニティの活性化:
- 「愛のある空間」の構築: コミュニティ停滞は「愛のある空間になっていない」から。褒める、相手に関心を持つ仕組みを作る。新規投稿者にはオーナーだけでなく既存メンバーも積極的にコメントするよう促す。
- オーナーの積極的な投稿: オーナー自身が模範を示し、コミュニティを盛り上げる。
- 「あり方講座」の学習: コミュニティ運営の根源には「人に矢印を向ける」という「あり方」があり、これを学ぶことで商売全般が上手くなる。
決定事項なし
口で言っても意味ないかもしれない。これって人間関係だから。
マネーブロックは本当にやばいこと。
経営者は常に攻め続けるべき。